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あけましておめでとうございます!

ペットクリニッククローバー 院長です。
 
2025年あけましておめでとうございます。

子供のころ21世紀ってものすごい世界になっていて、2001年になった時に21世紀なんだな~~と
感動していたのですがあっという間に四半世紀が経ってしまいました。
早いですね。。。
私も年をとるわけですね~~coldsweats01

今日は人と動物の取説をお話ししてみたいと思います。

2021年から3年間中医学を徹底して勉強してきました。また皮膚科を取り組みだし生命のすばらしさを本当に痛感しています。

2025年はこの世に生命を受けて生まれてきたことを皆さんと共に喜び、この不思議な「命」を大切にしていきたいと考えています。


人と動物のトリセツ その1

・人も動物も生まれてから死ぬまで、「水」と「空気」と「食事」で体が作られる


・人と動物が生きていく上で最も大切な3つの要素は
❶食事:腸管から消化吸収→血管(酸化・糖化)というホースで全身へ運搬andゴミ回収

❷運動:高強度有酸素運動→腸内細菌叢が変化→腸内細菌叢-テストステロン軸を介してテストステロンが増え筋肉量が増える

❸睡眠:メラトニンー光ー食事ー腸内細菌
・生体リズムの乱れを調整する3要素は「ストレス」、「食事」、「セロトニンーメラトニンー光」
・「免疫力」とは「自然治癒力」であり標準装備されている「癌予防の仕組みを強化するシステム」
・ストレスによって自律神経が乱れ以下の3つの領域に影響を与えて病気になる
①神経ーストレス(不安や恐怖感、孤独感は交感神経を刺激する)ー腸内細菌(セロトニンが減少して便秘)ー理論武装(逆境力ー捉え方)
 不安や恐怖感、孤独感は交感神経を刺激する
 梅干しを想像するだけで唾液が出る現象からわかるように自律神経はイメージに大きく影響を受ける

②免疫ー腸内細菌(リンパ球は自律神経に支配)自律神経はイメージに大きく影響を受ける
 (副交感神経が優位になりリンパ球が働いてがん細胞を抑える)
 ※血液検査でリンパ球が少ないと自律神経が乱れて、様々な病気になりますよ~と私が最近よく話をしていることですね~

③内分泌ーストレスホルモン「コルチゾール」−腸内細菌
・腸内細菌は、人間が消化吸収できない糖質(難消化性の食物繊維)を消化して人間にとって有用なプレゼント(短鎖脂肪酸など)を
 与えてくれている
・腸内細菌に安全な場所(大腸)と栄養(食物繊維)を与えることが唯一の条件
・そんな仲間である腸内細菌を攻撃し、殺してしまうような行為の代表が抗生剤(抗菌薬)
・菌薬以外の薬剤もかなりの割合で腸内細菌を攻撃することがわかってきた(Michael Zimmermann, et al:Nature 2019)
・人も動物も死亡率100%だからこそ今を楽しむ!!



人と動物のトリセツ その2

❶人間や動物が生きていくために「酸素」は必ず必要だけど、吸った酸素の数%は細胞のミトコンドリアで活性酸素に変わるから
 やはり体内の酸化ストレスを抑えるために「酸化対策」は必要。
 その酸化が皮膚に起こればシミやシワの原因になるしDNAに起これば病気がガン、血管で起これば動脈硬化や血栓となる。
 
❷人間や動物が生きていくために「タンパク質」も「糖質」も摂らないといけないけど、摂り過ぎた「糖質」と「タンパク質」が反応して
 「糖化」するから「糖化対策」も必要
 
❸摂取した栄養素は全身の血管から運ばれていくけど「糖化」や「酸化」によって血管が傷つきゴースト化する。
 どの血管が1番最初にゴースト化するか?と言うと腸管の毛細血管が真っ先にやられて腸管での消化吸収に影響する。 
 だから歳を重ねると消化吸収できずに痩せていく。
 あとは腸管の毛細血管の次は肝臓、肺、脳の血管がやられて認知症になる。
 とにかく腸や皮膚のバリアを乱さないようにしないといけない。
 
❹血液の汚れ(水分不足、睡眠不足による老廃物の蓄積、AGEs、コレステロールなど)より血液の循環が悪化し、
 最終的にゴースト血管によりゴミ(老廃物)回収ができず排泄できない状態になる
 
❺食事
 加工レベルが少ない食品が理想
 加工加熱すればするほど栄誉価は下がる
 できるだけ生に近い自然な食べ物が理想
 
❻皮膚
 とにかく保湿とUVケア
 1番保湿、2番日焼け止め、3番レチノール(ビタミンA誘導体、ターンオーバーを促進)
 
❼運動 
 苦痛(筋肉の損傷)と回復のサイクル(筋力up)
 ダメージを受けた細胞を守るために防御システムが作動し外敵から体を守ることに繋がる(免疫力up)
 適切な負荷がとにかく大切
 
❽腸内細菌叢の乱れは腸管バリアの破壊につながり、その結果、病原体、毒素、抗原などの管腔内容物が血流に移動し、全身に炎症をおこす
 
❾ストレス対策
 ストレスの多い状況だと腸内細菌叢の組成の変化をもたらす可能性ある
 その結果、腸管バリアが影響を受け、腸管透過性に影響を与え、炎症反応を誘発し、サイトカインやプロスタグランジンなどが
 暴走して炎症を起こす
 腸内環境が整っていてると短鎖脂肪酸が急性ストレスに対するコルチゾール反応を減弱させることがわかっている
 
最後に
生きがいは最高のアンチエイジング
新しいこと(脳に負荷を与える)に挑戦するマインドこそ最高のアンチエイジング


動物たちも楽しいことが大好きです。本来の彼らの姿を尊重し、一緒に過ごしてくれていることに感謝して
素敵な時間を過ごしましょう!!




 

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