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はじめまして松永です(^^♪
埼玉県八潮市/草加/三郷エリアの動物病院、ペットクリニッククローバーの松永です。
初めまして!今年の4月からトレーナーとして新しく入社いたしました松永です
新卒ではありますが、専門学校で学んだことを活かし精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします!
さて、桜の木も満開を迎えだんだん暖かくなってくる時期ですが、気温が上がってくるということは蚊が活動を始める時期でもあります。なので今回はフィラリアについて書いていきたいと思います!
まず、フィラリアとは
蚊を媒介とした感染症の一種で『犬糸状虫』とも言います。
細長い糸状で心臓や肺に寄生し、血液の循環障害を起こします。
それでは、フィラリアはいったいどのようにして感染してしまうのでしょう?
感染してしまうまでのサイクルを見てみましょう!
①フィラリアに感染している動物の血液を蚊が吸血することで、血管内にいるフィラリアの幼虫(ミクロフィラリアと言います)を吸引し蚊の体内に潜伏します。
②その蚊が他の動物を吸血する時に傷口からミクロフィラリアが体内に侵入し、筋肉や脂肪の組織内に数カ月とどまり、成長していきます。
③成長したフィラリアは血流に乗って心臓や肺に到達し、成虫になればまたミクロフィラリアを生み出します。
→こうしてまた①に戻ります。
これがフィラリアのサイクルです
このサイクルを脱するためにこれからの予防がとても大切になってきます!
フィラリアの予防期間は、蚊が出始める4月頃から蚊がいなくなってから1ヶ月後の12月頃ぐらいまでを目安に月に1回の駆虫薬を投与します。
予防薬はサイクルの②の段階で体内に侵入したミクロフィラリアを駆虫することが出来ます
フィラリアは一度感染してしまうと、駆虫や治療が難しいとされていますが、感染してしまう前に前に毎月しっかりと駆虫薬を投与すれば感染することはありません。
当院では様々な駆虫薬をご用意しております!
駆虫薬にも種類があります。
フィラリアは予防していれば防げる疾患ではありますが、フィラリアに感染してしまった動物がいないというわけではありません。なので当院では予防薬を処方する際、フィラリアの抗原検査をお勧めしています!
春の健康診断とご一緒に是非ご検討していただければと思います
初めまして!今年の4月からトレーナーとして新しく入社いたしました松永です
新卒ではありますが、専門学校で学んだことを活かし精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします!
さて、桜の木も満開を迎えだんだん暖かくなってくる時期ですが、気温が上がってくるということは蚊が活動を始める時期でもあります。なので今回はフィラリアについて書いていきたいと思います!
まず、フィラリアとは
蚊を媒介とした感染症の一種で『犬糸状虫』とも言います。
細長い糸状で心臓や肺に寄生し、血液の循環障害を起こします。
それでは、フィラリアはいったいどのようにして感染してしまうのでしょう?
感染してしまうまでのサイクルを見てみましょう!
①フィラリアに感染している動物の血液を蚊が吸血することで、血管内にいるフィラリアの幼虫(ミクロフィラリアと言います)を吸引し蚊の体内に潜伏します。
②その蚊が他の動物を吸血する時に傷口からミクロフィラリアが体内に侵入し、筋肉や脂肪の組織内に数カ月とどまり、成長していきます。
③成長したフィラリアは血流に乗って心臓や肺に到達し、成虫になればまたミクロフィラリアを生み出します。
→こうしてまた①に戻ります。
これがフィラリアのサイクルです
このサイクルを脱するためにこれからの予防がとても大切になってきます!
フィラリアの予防期間は、蚊が出始める4月頃から蚊がいなくなってから1ヶ月後の12月頃ぐらいまでを目安に月に1回の駆虫薬を投与します。
予防薬はサイクルの②の段階で体内に侵入したミクロフィラリアを駆虫することが出来ます
フィラリアは一度感染してしまうと、駆虫や治療が難しいとされていますが、感染してしまう前に前に毎月しっかりと駆虫薬を投与すれば感染することはありません。
当院では様々な駆虫薬をご用意しております!
駆虫薬にも種類があります。
- 食べやすいチュアブル(おやつや錠剤)タイプ
- 着けるだけで済むスポット(点液)タイプ
- 注射で直接投与するタイプ
フィラリアは予防していれば防げる疾患ではありますが、フィラリアに感染してしまった動物がいないというわけではありません。なので当院では予防薬を処方する際、フィラリアの抗原検査をお勧めしています!
春の健康診断とご一緒に是非ご検討していただければと思います