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お鍋の季節!
埼玉県八潮市/草加/三郷エリアの動物病院、ペットクリニッククローバー、獣医師の宮良です。
すっかり朝晩と寒くなってきて、ご家庭での食事に お鍋や煮物など暖かいご飯がメインになってきているところも増えているのではないでしょうか?
ワンちゃん・ネコちゃんは、基本的にはきちんとした製造をなされた総合栄養食とお水で十分に食事管理は可能といわれていますが、その他栄養素や腸内環境をより良いものにしてあげたり水分補給という意味では、人間が食べている食材を適切な処理をして少し与えてあげることもプラスになります。
!なお試される場合には 食物アレルギーのある子、お腹がゆるくなりやすい子などは注意して下さいね!
今回は、冬の定番お鍋の食材によく使われるものをピックアップしてお話ししたいと思います。
まず、与えてはいけないものの代表としては、
ネギ類・・・玉ねぎ、長ネギやにんにく、ニラ含め犬猫は絶対に食べさせてはいけません!ネギ等には、スルホキシドと呼ばれる成分により赤血球に酸化障害がおき、破壊(溶血)を起こし、貧血を起こしたり最悪の場合は腎障害や肝障害を起こしてしまうことがあります。ネギ類と一緒に煮た他の具材も同様にネギの成分が付いてしまうためあげないで下さい。万が一、これらを口にしてしまった場合にはすぐに動物病院での処置をして下さい。
以下からは、与えては大丈夫、身体にとってプラスになるといわれている食材です。(合う合わないはあるので、アレルギー持ち、お腹下しやすい子は注意しながら)
⇓⇓⇓
白菜・・・ビタミンC(免疫力、メラニン色素の調整)やカリウム(余分な塩分や水分を体の外に排出する働きや血圧を下げる)、食物繊維(うち、白菜が多く含む不溶性食物繊維は、水を吸収して便量を増やす事で腸を刺激、便通を良くする)
きのこ類・・・えのきやえりんぎ、しめじなどきのこ類には水溶性食物繊維が多く含まれており、これらの繊維は腸内における善玉菌のエサとなり腸内環境を改善する働きがあります。
食物アレルギーを持っている子でも、痒みは出る事がほとんどないケースが多く、アレルギー治療の腸活を兼ねてすすめている食材の1つです。
豆腐・・・大豆アレルギーの子にとっては食べられませんが、高蛋白質で筋肉や骨の健康を保つのにも向いています。人間と同様にコレステロールも下げてくれたり、抗酸化作用もあります。また、オリゴ糖も含まれているため、腸内の善玉菌やビフィズス菌を増やすのにも良い食材です。
豚肉・・・豚肉アレルギーの子は食べられません、また脂身が多い部位は取り除いてあげて下さい。
豚肉には、タンパク質やミネラルに加えて、ビタミンB群が多く含まれており、貧血予防や脱毛などに効果があるといわれています。
鶏肉・・・鶏肉アレルギーの子は食べられません。高たんぱく、また、部位にはよりますが低カロリーなものが多いです。
ビタミンAが豊富なため、皮膚や粘膜の維持に役立ちます。水炊きなどの骨に関しては、食道を傷つけたり裂孔の原因となってしまうため、骨の部位は与えないで下さい。
上にあげたものは一部ですが、
くれぐれも、食べれる食材に関してはしっかりと火を通す事。また、鍋のもとなどではなくて昆布や鰹だしで調理する場合を前提として書いております。毎日これで栄養を補うのではなく、あくまで補助的に、かつ給与量などは獣医師と相談しながら決めてあげて下さい。
ペットクリニッククローバー
TEL048-998-5656
すっかり朝晩と寒くなってきて、ご家庭での食事に お鍋や煮物など暖かいご飯がメインになってきているところも増えているのではないでしょうか?
ワンちゃん・ネコちゃんは、基本的にはきちんとした製造をなされた総合栄養食とお水で十分に食事管理は可能といわれていますが、その他栄養素や腸内環境をより良いものにしてあげたり水分補給という意味では、人間が食べている食材を適切な処理をして少し与えてあげることもプラスになります。
!なお試される場合には 食物アレルギーのある子、お腹がゆるくなりやすい子などは注意して下さいね!
今回は、冬の定番お鍋の食材によく使われるものをピックアップしてお話ししたいと思います。
まず、与えてはいけないものの代表としては、
ネギ類・・・玉ねぎ、長ネギやにんにく、ニラ含め犬猫は絶対に食べさせてはいけません!ネギ等には、スルホキシドと呼ばれる成分により赤血球に酸化障害がおき、破壊(溶血)を起こし、貧血を起こしたり最悪の場合は腎障害や肝障害を起こしてしまうことがあります。ネギ類と一緒に煮た他の具材も同様にネギの成分が付いてしまうためあげないで下さい。万が一、これらを口にしてしまった場合にはすぐに動物病院での処置をして下さい。
以下からは、与えては大丈夫、身体にとってプラスになるといわれている食材です。(合う合わないはあるので、アレルギー持ち、お腹下しやすい子は注意しながら)
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白菜・・・ビタミンC(免疫力、メラニン色素の調整)やカリウム(余分な塩分や水分を体の外に排出する働きや血圧を下げる)、食物繊維(うち、白菜が多く含む不溶性食物繊維は、水を吸収して便量を増やす事で腸を刺激、便通を良くする)
きのこ類・・・えのきやえりんぎ、しめじなどきのこ類には水溶性食物繊維が多く含まれており、これらの繊維は腸内における善玉菌のエサとなり腸内環境を改善する働きがあります。
食物アレルギーを持っている子でも、痒みは出る事がほとんどないケースが多く、アレルギー治療の腸活を兼ねてすすめている食材の1つです。
豆腐・・・大豆アレルギーの子にとっては食べられませんが、高蛋白質で筋肉や骨の健康を保つのにも向いています。人間と同様にコレステロールも下げてくれたり、抗酸化作用もあります。また、オリゴ糖も含まれているため、腸内の善玉菌やビフィズス菌を増やすのにも良い食材です。
豚肉・・・豚肉アレルギーの子は食べられません、また脂身が多い部位は取り除いてあげて下さい。
豚肉には、タンパク質やミネラルに加えて、ビタミンB群が多く含まれており、貧血予防や脱毛などに効果があるといわれています。
鶏肉・・・鶏肉アレルギーの子は食べられません。高たんぱく、また、部位にはよりますが低カロリーなものが多いです。
ビタミンAが豊富なため、皮膚や粘膜の維持に役立ちます。水炊きなどの骨に関しては、食道を傷つけたり裂孔の原因となってしまうため、骨の部位は与えないで下さい。
上にあげたものは一部ですが、
くれぐれも、食べれる食材に関してはしっかりと火を通す事。また、鍋のもとなどではなくて昆布や鰹だしで調理する場合を前提として書いております。毎日これで栄養を補うのではなく、あくまで補助的に、かつ給与量などは獣医師と相談しながら決めてあげて下さい。
ペットクリニッククローバー
TEL048-998-5656