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寒暖差によるストレス
ペットクリニッククローバー、獣医師の宮良です。
最近は、暖かい日や、雨でジトっとした日、もしくは体が縮こまるような急な冷えの日もあり、
服装が難しくなったり、お家でも冷暖房を切り替えたりされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
人間でさえ、体調管理が大変なこの季節の変わり目、私たちの何十倍以上も小さな小さな体をしたご家族は、
普段と同じく食欲や元気はありますか?
春~夏にかけては、人の動きが活発になってくるだけではなく、五臓六腑の働きも変わりやすく、様々な影響が出てくる時期です。
普段診察させて頂いている中で、最近多いなぁと感じるのは特に消化器系の疾患です。
ちょっとした軟便が数日続いていたが様子をみていたらどんどん水の様な便になってきた。食欲もなんだかおかしい気がする。。。
一概に軟便・下痢・嘔吐の症状が気温や気候の変化からくるものではもちろんありませんが、
体の抵抗力が特に落ちやすいこの時期、そういった症状を甘く見てはいけません
一度弱った胃腸などの消化器を回復させるにはある程度時間が必要です(お薬で下痢が止まったから病院に行かなくていいや、ではないのです)。
たしかに、整腸剤や止瀉剤も治療には大事なお薬で、処方させて頂く事は多くの場合であります。
ただ、心配なのはそういった症状を繰り返しやすい子。
胃腸におけるバリア機能や血流、機能的なものなど様々な所が弱ってしまっている可能性があります。
そのような何かの症状を慢性的に持っている子には、漢方治療の併用をおすすめさせて頂く事が多いです。
漢方と聞くと効くまでに時間がかかる、というイメージがあると思いますが、
私達よりもずっと小さな体をもつ動物達の漢方への反応は、思っているよりは早く、かつじんわりと体が整って来ます。
お家のペットちゃん達の健康における漢方を用いた生活の質の向上、とても好評を頂いております。
消化器系以外での、高齢の子における痴呆やその他の慢性疾患においての処方もしておりますので、まずはお気軽にご相談下さい
只今完全予約制とさせて頂いております。
☎048-998-5656
ペットクリニッククローバー