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わんちゃん・ねこちゃん咳注意!

ペットクリニッククローバー、獣医師の宮良です。


寒い日がいよいよ本格的に続くようになり始め、お家でも暖房器具や暖かいお布団を出されている方が増えたと思います。


この時期あたりから、乾燥で皮膚がかゆくなったり、喉を傷めてしまったり等で、来院される患者さんが増えてきますweep


ワンちゃん・ネコちゃんも人間同様、むしろそれ以上に温度・湿度管理が大切となります。


お家ではどの位で維持管理できているのか、是非とも確認してみて下さいねclover



今回は、秋の健康診断でもレントゲンを撮る機会が増え、発見することが多くなった、


猫の呼吸器異常についてお話したいと思います。


症状が出始めるまでは、一概に、皆一緒の症状を呈する訳ではないので、気づきづらい疾患ではありますが、


咳を主に、お腹で大きく呼吸するような仕草、活動性の低下など普段と異なる様子が見られた時には、実は結構病態は進行してしまっている事があります。


猫では、アレルギーや感染症による呼吸器疾患が主となり、そこから状態が悪化してくると、肺炎等の重篤な病気へ繋がっていくこともあります。


そういった子が激しい運動や、ひとたび興奮すると、正常でない肺はうまく換気が行えずに、血液による体中への酸素運搬が不十分となり、チアノーゼ(舌などの色が青紫のような色を呈します)を起こしたり、さらに息苦しい状態となってしまいます。


全身への酸素供給が十分でない場合、他の臓器への影響も出て来てしまう可能性もあります。


少しでも、呼吸の回数が多い(猫安静時で20~40回/分。それを超すような回数など)、


努力性の呼吸をするような仕草が見られるなど、気になる点がありましたら、一度お問合せ下さい。


当院は完全予約制となっております。
コロナウイルス感染予防のため、マスクの着用お願い致します。
ペットクリニッククローバー
☎048-998-5656

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