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ブログ 2025年3月

ハイシニア⑥

 

埼玉県八潮市/草加/三郷エリアの動物病院、

ペットクリニッククローバーの永綱です。  

今日は先日19歳になったうちの子に
誕生日プレゼントしたサプリメントウェア
についてご紹介したいと思います!

今月中旬に我が家のおじいちゃんが
無事に19歳を迎えることができました!

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歳をとるにつれ、体温調節が難しくなったり
血流が悪くなったりと体の不調が増えていきます。
なので彼に負担のない形で生活を
サポートできることは無いか探していました。

そこで当院で取り扱っている
"サプリメントウェア"という商品を
プレゼントしました。

サプリメントウェアは、温熱効果・血流促進・
体幹安定・リラクゼーション効果のある素材を
プリントしたウェアで着させるだけで
その効果を得られる商品です。

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首回りと胴回りをマジックテープで 
とめるだけなので、着脱しやすいのが
嬉しかったです。
 

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足先が冷えていたり動きが鈍くなったなと感じる子、
ヘルニアのある子におすすめです。 
 



 

猫の慢性腎臓病の治療でお困りの飼い主様へ

猫の慢性腎臓病(CDK)について

年を重ねると猫も人も腎臓の機能が徐々に低下していきます。
特に7歳齢以上の中高齢の猫ちゃんには慢性腎臓病がよくみられる病気として知られています。

腎臓は血液中の老廃物をろ過し、その後必要な栄養分や電解質を再吸収して尿を作る「
ネフロン」と呼ばれるものが集まったものです。
このネフロンが徐々に機能しなくなる病気が慢性腎臓病で、壊れたネフロンは元の状態には回復できません。
また壊れたネフロンの影響で腎臓の血圧が高くなり、ほかの健康なネフロン負担をかけて、ネフロンを壊し続けていきます。

猫は人や犬に比べ、もともと腎臓のネフロンの数がとても少ないことも、腎臓病が多い原因の1つと言われています。
また、先祖が砂漠の乾燥した場所で生活していたので、お水をあまり飲まないこともあるのではないかと考えています。

慢性腎臓病の症状はネフロンの
75%が壊れるまで出てこないので家族の方がなかなか気づきにくいです。気付いたころにはかなり進行した腎不全になっていることが少なくありません。

【症状】・多飲多尿(たくさん水を飲んでたくさんおしっこをする)・元気食欲低下
    ・嘔吐が多くなる
    ・脱水することで毛並みが悪くなる
    ・体重減少・口臭が強くなる・末期になると昏睡状態にもなります。

慢性腎臓病は少しずつ進行していく病気です。しかし早期に発見し適切な治療を行えばよい状態を長い間維持することができます。
しかし、誤解のないようにして欲しいのは、完治はないので治療は継続すること、やめることはできません。

当院での検査
★血液検査:血球計算(腎臓が悪いと貧血をしてくるので、チェックします。)
     SDMA(対称性ジメチルアルギニン) 腎臓の濾過機能をいち早く
                         感知できる検査です
     BUN,Crea(腎臓の機能の検査になります。)
     Ca,P(カルシウム、リン)慢性腎臓病の末期になると高値を示してきます
     その他必要に応じて、ホルモン検査等を行います。
★尿検査:比重や円柱等をチェックします
★レントゲン検査:腎臓の大きさ等を確認にます
★エコー検査:腎臓の内部のチェックができます
★血圧測定


それぞれの項目を組み合わせながら検査を進めていきます。
     

当院での治療
 初期 腸内環境を整える(オリゴ糖や漢方を使用)
    食事中のリン(P)を調節するサプリメントを使用する
   (その場合FGF-23という項目を検査する場合もあります。)
    身体全体の抵抗力をあげるよう。環境整備も行います
 中期 初期治療に加えて、食餌療法、腎臓の血圧を下げる、
    線維化を防ぐお薬を飲み始める
    場合によっては、補液療法を始める
 後期 初期中期療法に、貧血予防のお注射、食欲増進剤、
    無理のない範囲で強制給餌など



当院では特に慢性腎臓病の悪化させていく尿毒素の蓄積は、腸内細菌のバランスが崩れることにより発生すると考えており、初期から腸内環境を整えることを猫の飼い主様にはお勧めしております。
腸内細菌のバランスを把握することが大事になるので、
健康な時に、腸内環境を知ることはとても大事です。病気だから検査ができないわけではないです。
いつでも検査は可能です。

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こちらのキットで検査ができます。
費用は16500円です。

また、ホモトキシコロジーという副作用が少なく、腎臓に良い働きをしてくれる治療法もあります。
腎臓病の治療では欠かせない治療のひとつとなっています。初期から行うことができます。
お注射を1週間に1回~2週間に1回のペースで行います。
費用は3000円程度です。

その他、漢方薬も多く取り揃えております。
今の現状を把握しながら処方します。1日100円~300円程度になります。

より快適に長く一緒に暮らせるようにお手伝いをしていきたいと考えております。
どうぞ、お困りのことがございましたら当院にお問合せ下さい。

予約制となっております。
お電話でお問合せください。

当院ではオンライン相談もお受けしております。https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc958uoM23ZYryg2iZftPuWBkQ1sR2xW7DBVGBwQjn8uab4Kw/viewform

 


新しい尿検査の機械を導入いたしました!

埼玉県八潮市/草加/三郷エリアの動物病院、ペットクリニッククローバ―、よつば犬のようちえんの石﨑です。

厳しかった寒さも少しづつ和らいで、春の訪れを感じられる今日この頃cute
皆様いかがお過ごしでしょうか?

つい先日、当院に画期的なニューマシーンを導入いたしましたsign01

今までは尿検査は、
●尿沈渣→
染色→顕微鏡を見る(目視)という一連の流れを人がやっていましたが、
これを全部、正確に検査をしてくれるという機械なんですsign03


利点として顕微鏡検査で1検体ごとに70枚の高解像画像を素早く取得しその中でいい画像をAIが選別してくれたり
細菌の有無や異常を的確に検出してくれるそうですeye

今まで人がこの一連の動作をするよりも圧倒的に機械で検査する方が時短になりますgood

先日、新しい機械導入にあたり院内勉強会をいたしましたpencil
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皆様も是非、尿検査以の際はご利用下さいhappy01
※尚、新しい機械を導入するにあたり価格改定がございますのでご了承くださいconfident









ペットの防災

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こんにちは!

埼玉県八潮市・三郷市・草加市エリアの動物病院cloverペットクリニッククローバーの米澤です。

今年で東日本大震災3月11日から14年が過ぎたそうで、先日の八潮市の道路陥没事故もあったので

今一度ペットの防災について共有したいと思います。


東日本大震災が起きた当時は、ペットと一緒に避難をする同行避難に関する知識や、態勢が十分ではなく

以下の問題が起こりました。

①避難所での受け入れ拒否

→ペットがいる事で避難所に避難が出来ないケースが多く、車中泊や、ペットを置いていかざるを得ないことも起きた。

②物資不足

→ペット用のフードやトイレ用品が不足、人間の物資優先となりペットの支援まで手が行き届かない。

③迷子・飼い主との離別

→地震・津波の影響でペットが行方不明になったり、保護されても飼い主と再開できないペットもいた。


この経験を踏まえ、ペットの同行避難について国や自治体でもペットとの避難についての
ガイドラインが制定されました。

埼玉県でも、同行避難に必要となる避難用品の準備・災害時の対応などについてガイドラインが制定されています。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0706/doubutu/doukouhinanguideline.html

震災や、豪雨などの災害はいつ起きるか分かりません。

日頃からの備えが大切です。

埼玉県のホームページでは

震災からペットを守るか・き・く・け・こを紹介していましたので、

参考にして頂けたらと思います。

か:飼い主のマナー
避難所には動物が苦手な方や、アレルギーを持った方もいます。

飼い主として他人に配慮することを忘れずに。

き:キャリーケース
動物はキャリーケースに入れて避難する事が原則です。

普段からキャリーケースに入る練習をして、慣れさせてあげましょう。

く:薬・ごはん
薬・水やごはん(長期保存が出来る物)、飼育用品などまずは最初の3日間を過ごせる用意を。

★災害後の3日間は物資が届きにくいと言われています。

最低3日分、余裕を持って1週間分が目安です。


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け:健康管理
被災した時は病気や感染症にかかりやすくなります。

普段からワクチン接種やノミ・マダニなどの寄生虫予防をしておきましょう。

★ペットの写真や、予防や病気の記録、内服している薬などをまとめておくと安心です。

こ:行動・しつけ
トイレや、人がたくさんいる状況、他の動物を怖がらないように普段から慣れさせておくことは大切です。

★わんちゃんの場合は避難経路をお散歩ルートにするのもおすすめです。


その他にも、万が一迷子になってしまっても飼い主さんの所に帰れるように、

マイクロチップの装着も推奨されています。

人間と同様に、すぐに避難できるように日頃からの準備・持ち出しリュックを作っておくと安心です。

自分たちの地域の避難所はどこか、同行避難についての情報も確認しておきましょう!!











初めまして!

埼玉県八潮市/草加/三郷エリアの動物病院、ペットクリニッククローバーの石田です。

初めまして!
2月末から入社しました動物看護師の石田です。
神奈川県の病院で約6年間勤めていましたが、今年の1月にこちらに引っ越してきました!
これからよろしくお願いします。

今回は実家のおじいちゃん犬の紹介をさせていただきますdog
もうすぐ15歳になるミニチュアダックスフンドがいます!


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食べる事といたずらが大好きで、私が実家に帰ると鬼ごっこをするのが習慣になってますeye
テンションが上がりすぎると捕まえられない位速いんです!!

そんなおじいちゃん犬は小さい頃からの癖で、ベッドの端でちゅくちゅくする事!
お母さんのおっぱいを吸っているのかな~
短い足がたまらなく可愛いですheart04


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そんなうちの子は2.3歳の頃から皮膚が痒く、毎月病院に通っています。
夏場や湿度が高い時期は痒みが強くなる様なので、出来るだけ体の毛を短くしています。

『痒い』というストレスを軽減してあげられる事が出来たら良いですよね。
当院は皮膚科に力を入れているので、
痒みが治まらないのは仕方ない。では終わらせず、是非一度先生に相談してみて下さい!

わんちゃんや猫ちゃんがもっと快適に過ごせるようになるかもしれません♪

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