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ブログ 2022年2月
予防の大切さ
今日は日中18度と春のような陽気になっています。
花粉の時期ですね私は目がかゆくなったり鼻水がすごいというよりも、咳が出て、頭が痛くなります。
診察中の私の咳は「花粉症です」のでご安心ください。
さて、改めてワンちゃん、猫ちゃんの病気に対する予防の重要さについて改めてお話ししようと思います。
基本の予防は
☆混合ワクチン(3種から10種混合ワクチンと種類があります。)
☆狂犬病ワクチン(国の狂犬病予防法により義務図けられているワクチンです。)
☆フィラリア(細長いそうめんのような虫が心臓に寄生します。犬の予防率は上がってきましたが、
最近では猫ちゃんにも寄生することが増えました。)
☆ノミ予防(動物に大量寄生すると貧血を起こすこともあります。瓜実条虫を媒介します。人間もノミに刺されます。
猫ひっかき病なと病気を媒介します。)
☆ダニ予防(貧血を起こす原虫を媒介します。SFTSという人も死亡例のある病気を持っています。)
☆不妊手術(男の子はマーキングの予防、睾丸の腫瘍、前立腺の病気、会陰ヘルニア、肛門周囲選手などの病気の予防になります。
女の子は、ヒートがなくなることでストレスがなくなる、子宮蓄膿症、乳腺腫瘍の病気の予防ができる。)
☆心のワクチン(生後2か月~4ヶ月くらいまでが動物にとっての大事な社会化期になります。この時期に色々な経験をさせることが動物たちの一生を左右します。
しつけ教室やパピーパーティ当院ではキティパーティ等も予定していますので積極的に参加しましょう。)
この7項目が大事になります。
それに加えて大事なことが食事です。
最近ではいろいろな種類のフードが出てきて迷いますよね?
栄養をしっかり取るにはまた取り過ぎていないか?などを考えて病気の予防をしていきます。
これから1つ1つを詳しくお話していこうと思います
もし気になることがございましたら、病院にお問合せ下さい。
(ペットクリニッククローバー) 2022年2月28日 10:33
こんな時期だからこそクレートトレーニング!
2月も半ばに入り、雪の日もありましたが少しずつ暖かさも混じり始めましたね
引き続きコロナウイルスの影響が続いています。スタッフ一同院内の予防、消毒等気を引き締めて行っていきますので患者様にもご協力をお願いする事もあるかと思いますが何卒よろしくお願い致します
リモートワークなどお家時間が増えると、大切なペットちゃん達と一緒に過ごす時間も増えてくるかもしれません。今までなかなか遊んであげられなかった分いっぱいかまってあげようと一日近くで一緒に過ごしてみたりフリーで自由にさせてあげたり・・・もちろんペットちゃん達にとっても飼い主様と一緒にいられる時間は大切なリフレッシュになるのですが、実はそれと同じくらい一人でゆっくり静かに過ごさせてあげる時間も大切です。このバランスが崩れてしまうと、気づかないうちにペット達にストレスが増えていったり普段しなかったような行動等が出てくることもあります。
お家でペットちゃん達の自分の時間を作るために、お出かけなどで使うクレートと呼ばれるハウスがとても便利です出来るだけ静かな部屋でクレートに入れてお休みしてもらうだけでも、ペットちゃん達にとっては「安心できる場所」なので、興奮を抑えたり落ち着くことが出来るんです
ただ、初めからクレート=安心できる場所になるわけではなく、まずはそこが自分の部屋で安心できる所なんだという事を教えてあげる必要があります。まずクレートの中でご飯を食べたりオヤツを貰う事で良い印象を持ってもらい、少しずつ中に入る事に慣れてもらいます。ちょっとずつでも中にいる時間を伸ばしていければそのクレートはペットちゃんにとってとても大切な自分の部屋になっていきます
ようちえんでも小さいころから常にクレートに入って落ち着く練習をしています。皆クレート=大好きな場所なのでとってもお利口に自分から入ってくれる子も多いです今回はどんな所からでもクレートに入る練習をちょっぴりお見せします
挑戦するのはハスキーの小次郎君
小次郎君は小さいころからクレートを使っているので、指をさして「ハウス」の掛け声でクレートに入ってくれます
ここがとっても落ち着く居場所
次は少しクレートの角度を変えて挑戦してみます
入り口はそっちか!
上手に成功することが出来ました~
クレートを逆向きにしてみると・・・意外と難しい入り口がないよ~
ぐるっと回って無事たどり着きました(笑)
後ろ向きでも・・・
お見事★成功です!この短い時間でもクレートに入るという事をお勉強できていますね
さらにさらに・・・
今度はクレートの前に障害物を置いてみると
少し狭いけど頑張ってくぐります!
しっかり中からカメラ目線の小次郎君
最後はグッとレベルを上げて、クレートまでの道を難しくします
頑張るぞ~
なんだか道が複雑になってる・・・
ここまで到着!クレートまでもう少し
クレート発見ここまでくれば大丈夫♪
難しいコースもしっかり成功してくれました~◎これが出来るようになってくると、お家のどこからでもすぐにクレートへ入ってくれるので緊急時やお出かけの時にも焦ることなくスムーズに動けます。ペットちゃん達もクレートに良い印象がつくのでおススメですよ
是非お家時間を利用して、ペットちゃん達とクレートに慣れる時間を作って遊びのような感覚で練習してみてはいかがでしょうか
コロナウイルス感染予防の為、引き続き完全予約制になっております。
診察のご予約はインターネットでのご予約も承っていますので、ホームページをご確認ください。
ようちえんへのお問い合わせはお電話でお願いいたします。
当院にご来院の際は、マスクの着用・消毒等感染の予防対策へのご協力をよろしくお願いいたします。
ご予約・お問合せは→048-998-5656
(ペットクリニッククローバー) 2022年2月17日 12:56
猫柄マスク入荷しました(=^・^=)
先日は雪が降り2㎝の積雪だったそうで日当たり悪い所ではまだ雪が溶けず、慎重に歩いてはいたものの滑ってヒヤッとしました
子供と犬は大喜びですが私としてもう積もらないで欲しいと願うばかりです。
さて、先日待合室に置いてある雑貨コーナーに遂に猫柄マスクが入荷したんです
5種類ありまして、どれも可愛い
小さいサイズと大きいサイズとあります。
この犬猫柄マスクは可愛いだけじゃなく医療現場で使われるサージカルマスクなので機能もしっかりしてるんです
先日マスクをご購入いただいた飼い主様で「これをつけないと仕事のやる気が出ない」とおっしゃっていた方もいました
予防もしてモチベーションアップにつながるアイテム大事ですもんね
是非、診察のお待ち時間に飼い猫ちゃん、飼い犬ちゃん柄のマスクを探して見てみて下さい
尚、売り上げの一部は飼い主のいないねこちゃん達の為に寄付しています。
当院では引き続きコロナウイルス感染予防の為、完全予約制になっております。
予約されている患者様以外の入室はお断りしています。
入室される前は必ずマスク着用、手の消毒のご協力をお願いします。
1家族2名様のみ入室可能となっております。
ご予約はインターネットでのご予約も承っていますので、ホームページをご確認ください。
トリミング、しつけ教室へのお問い合わせはお電話でお願いいたします。
ご予約・お問合せは→048-998-5656
ご協力宜しくお願い致します
(ペットクリニッククローバー) 2022年2月12日 15:07
猫のFIP(猫伝染性腹膜炎)の治療薬について
私の大学の卒業論文はFIPについてでした。
https://ci.nii.ac.jp/naid/11000392020(中和抗体変異株を用いた猫伝染性腹膜炎ウイルス中和抗原決定基の解析)(古い文献が残っていますね)
幼いころから母と猫のブリーダーをしていたのですが、その猫たちにFIPが爆発的に流行ってしまいました。
アメリカから来た猫ちゃん1匹が持ってきたそのウイルスがほとんどの猫を蝕んでいきました。
何もできない自分、ただ苦しむ子たちを見守ることしかできなかった自分が悔しくて、大学に行き研究をしました。
獣医師になってもこの病気を完ぺきに治すことはできないまま20数年たっていました。
FIP(猫伝染性腹膜炎)は子猫に発症が多いウイルス感染症です。1歳前後の幼い猫に好発することが特徴です。
しかし年齢が進んだ子でも発症の恐れは十分にあります。
ウイルス感染症のひとつであり、FIPウイルス=猫コロナウイルスにより発症します。
しかし猫のコロナウイルスは多くの猫は悪さをせずに共存しています。(
おそらく半分以上の猫ちゃんはFCOV は持っていると思います。なのでコロナウイルス自体はほとんど無害と考えられています。
そうしたコロナウイルスを猫腸コロナウイルスと呼びます。
しかし、幼い猫では時にこの無害であるはずの腸コロナウイルスは強毒化することがあります。
いわゆる突然変異です。
この突然変異で生じたウイルスがFIPウイルスと呼ばれ、致命的な症状を呈します
・元気がなくなる
・食欲がなくなる
・発熱が治まらない
・目が濁ってくる
・黄色いおしっこをする
・wet型(腹水が溜まる)
・dry型(肝臓や腎臓に肉芽ができる)
・神経型(目が見えなくなる、落ち着きがなくなる)
等のタイプに分かれます。下に行くほど症状はきついです。
FIPの診断はウイルスの存在を腹水や血中から検出することで行います。
一般的には腹水でのPCR検査が有用です。
また抗体価検査も行います。
腹水が溜まっていない場合は、血液でのPCR検査や抗体検査にて判定します。
あとは年齢やストレスなどの環境の状況から判断します。
また血液検査での高蛋白質な値が特徴です。TP=Alb+Globですが、この中のGlob(グロブリン)が非常に高値になってきます。
「麦わら色」という特徴的な色とねばねばした腹水が特徴です。
治療法は確実に確定された方法はございませんでした。
ステロイド、インターフェロン、エネアラ、漢方、ホモトキシコロジー、ケトコナゾールなど
考えられるあらゆる方法を試しますが満足な結果は得られませんでした。
このまま指をくわえてい眺めているだけでいいのだろうか?を悩みました。
そこで、FIPを患った猫ちゃんを飼っていらっしゃる方は思いつくでしょう「MUTIAN」ですね。
ムチアンはアメリカの大学の先生が開発したお薬を認可される前から使用していました。そして異常にに高額ですよね。
そこで当院ではムチアンと同等の効果が期待できる他社からのお薬を入手することにいたしました。
少しでもFIPの猫ちゃんを救えたならうれしいなと思っています。
まだ入荷したばかりですのでまずはお悩みがあれば病院へ連絡を頂けると助かります。
先ずは注射を行います。(毎日)
また途中に飲み薬に変更できるか?をチェックします。(食欲や体重の増減、肝臓や貧血の値の検査を行います。)
注射、飲み薬で84日間の治療が費が必要になってきます。
当院では、この薬のみではなく漢方やホモトキシコロジーのようなお薬も併用して行います。
お気軽にお問合せ下さい。
お問い合わせの場合、体重や症状を先ずお伝えください。かかりつけの病院様で行った検査をした場合は必ず結果をご持参ください。
様々な検査の結果を総合的に診断を行ってからの治療になります。検査の結果が出ていない場合は見切り発車はで治療は行えません。
かかりつけにて検査をしている場合は結果が出てからご連絡をお願いいたします。
在庫状況によっては即日治療が行えない場合もございますことをご了承ください。
大まかな治療費の概算をお話しを行うことはできますので、お気軽にお問合せ下さい。(症状によりお薬の量が変わってきます。)
当院は完全予約制です。
FIPを疑う猫ちゃんの診察をご希望される場合は、ネット予約ではなく直接病院へお電話ください。
9:30~12:30
16:00~18:30まで電話に出ます。
お電話は 048-998-5656 日曜・祝日・第3水曜日は休診日になります。
#埼玉県 #八潮市 #草加市 #三郷市 #猫fip
(ペットクリニッククローバー) 2022年2月 7日 23:21
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