カテゴリ
月別 アーカイブ
- 2024年10月 (2)
- 2024年9月 (4)
- 2024年8月 (4)
- 2024年7月 (4)
- 2024年6月 (4)
- 2024年5月 (5)
- 2024年4月 (5)
- 2024年3月 (3)
- 2024年2月 (5)
- 2024年1月 (4)
- 2023年9月 (3)
- 2023年8月 (3)
- 2023年7月 (3)
- 2023年6月 (3)
- 2023年5月 (5)
- 2023年3月 (5)
- 2023年2月 (3)
- 2023年1月 (3)
- 2022年12月 (4)
- 2022年11月 (4)
- 2022年10月 (4)
- 2022年9月 (4)
- 2022年8月 (4)
- 2022年7月 (3)
- 2022年6月 (5)
- 2022年5月 (5)
- 2022年4月 (1)
- 2022年3月 (5)
- 2022年2月 (4)
- 2022年1月 (3)
- 2021年12月 (5)
- 2021年11月 (3)
- 2021年10月 (5)
- 2021年9月 (4)
- 2021年8月 (4)
- 2021年7月 (5)
- 2021年6月 (3)
- 2021年5月 (4)
- 2021年4月 (3)
- 2021年3月 (4)
- 2021年2月 (4)
- 2021年1月 (5)
- 2020年12月 (4)
- 2020年11月 (4)
- 2020年10月 (5)
- 2020年9月 (4)
- 2020年8月 (4)
- 2020年7月 (5)
- 2020年6月 (4)
- 2020年5月 (4)
- 2020年4月 (4)
- 2020年3月 (4)
- 2020年2月 (4)
- 2020年1月 (2)
- 2019年12月 (5)
- 2019年11月 (3)
- 2019年10月 (5)
- 2019年9月 (4)
- 2019年8月 (4)
- 2019年7月 (5)
- 2019年6月 (5)
- 2019年5月 (4)
- 2019年4月 (4)
- 2019年3月 (4)
- 2019年2月 (5)
- 2019年1月 (4)
- 2018年12月 (4)
- 2018年11月 (5)
- 2018年10月 (5)
- 2018年9月 (5)
- 2018年8月 (4)
- 2018年7月 (4)
- 2018年6月 (5)
- 2018年5月 (4)
- 2018年3月 (4)
- 2018年2月 (5)
- 2018年1月 (3)
- 2017年12月 (2)
- 2017年11月 (3)
- 2017年10月 (4)
- 2017年9月 (2)
- 2017年8月 (4)
- 2017年7月 (2)
- 2017年6月 (3)
- 2017年5月 (1)
- 2017年4月 (2)
- 2017年3月 (3)
- 2017年2月 (3)
- 2017年1月 (3)
- 2016年12月 (4)
- 2016年11月 (3)
- 2016年3月 (2)
- 2016年2月 (1)
最近のエントリー
HOME > ブログ
ブログ
漢方は即効性はない?副作用はない?の疑問
ペットクリニッククローバーの院長です。
漢方薬は即効性はなく、効果は緩やかに効く、西洋薬は即効性がありすぐに症状が治まる。
漢方薬は副作用がなく、西洋薬は副作用が出やすいと思っていませんか?
正解でもあり、間違ってもいます
実は、漢方は即効性にも優れています。最近では人の病院でも漢方薬を処方する事が増えたなと感じています。
特に更年期症状やメンタルの症状でもよく使われていますね。
西洋薬と漢方薬の違いは分かりますか?
西洋医学は血液検査や画像検査などの結果をもとに特定の部分に対して治療を行います。病名がつかないと治療が進まないことが多いです。人工的に化学合成された一つの有効成分で作られています。原因が特定できている病気、症状にはとてもよく効きます。
中医学(東洋医学)では病名は特定しなくても、その個体の全体の状態、体質などを総合的に診断して治療していきます。(哲学的な考えを行います。)その為病名がはっきりしていなくても治療を行えます。
漢方薬は植物、動物、鉱物などから抽出した、自然由来の物を多数組み合わせた薬です。一つの薬に複数の有効成分が入っています。例えば葛根湯は、桂枝、芍薬、大棗、生姜、甘草、葛根、麻黄と実は7種類の薬草が入っています。それぞれに役割があります。同じ風邪薬でも入っている生薬が違えば効能が変わってきますので、お医者様に相談をしましょうね。
一般的に漢方薬のイメージは、西洋医学よりも効果は緩やかで長く飲まないと効果が出ない、副作用も出ないから安心だというとこでしょうか? しかし漢方薬は体質や証(病状の特徴)をしっかり弁証できれば即効性はおそらく西洋薬よりもあるかもしれません。
咳喘息と診断を受けて、咳止めと麦門冬湯を飲んでいたけれどなかなか回復しない場合、弁証をやり直し麻黄附子細辛湯に変更したらぴたりと咳が止まったりします。(すべての人や動物にあてはなるわけではないので、誤解のないように・・・)
五苓散はめまいの改善に有効で、西洋医学では治療できない場合などにぴたりとはまることがあります。このようにぴたりとあてはなると西洋薬よりも改善をする場合があるのです。また漢方薬は体質改善や不定愁訴などの対応が得意です。
当院でのペット漢方は特に体質改善、体の基本土台をつくる目的で処方しています。
漢方薬は体の証に合わせて処方されます。証とは生まれつきの体質や体力(親から受け継いだもの)、現在の症状、気、血、水のバランスを四診(見る、聞く、触る、問診)え総合的に評価する事です。※気、血、水についてはまた詳しくお話ししますね~
その子その子の最適な薬を処方するには、証を見極める必要があります。そのためには飼い主様からの様々な情報が頼りになります。人の様にお話できればより体質に合った漢方を処方できるのですが、動物たちの診察で難しい所ですね・・・
なかなか治療をしているのに症状が改善しないなど、お困りのことがあれば少しでもお役に立てる等にお手伝いをしていきたいと考えております。
気になることがありましたらお尋ねください
(ペットクリニッククローバー) 2024年10月11日 22:05
お散歩ってすごいんです!!
埼玉県八潮市/草加エ/三郷エリアの動物病院、ペットクリニッククローバー、よつば犬のようちえんの石﨑です。
10月に入り、ようやく秋らしくなってきましたね~
気温も暑すぎず寒すぎずの過ごしやすい時期ですし、
食べ物も美味しい物も沢山ありますしね
でも、すぐに冬がやってきてしうので短い秋を楽しみたいと思っています!
さて、今回は『お散歩』についてお話します。
みなさんはお散歩、どのくらいの頻度でどのくらいの時間をかけてお散歩に行ってますか?
最近、犬猫のリハビリについて勉強する機会があったのですが、一人で立ったり歩いたりできる時から
老犬になっても最後まで自分の足で歩いていられるようにするのにいいリハビリと言ったら、
実に『お散歩!!』が一番いいトレーニングという事でした。
リハビリ的なお散歩にいった方がいい理由とは
①外の刺激に触れる
(いろんな人との関わりや聴覚・視覚への刺激で認知機能の刺激になります)
➁障害物で筋力をつける為
(ちょっとした坂道や段差などもいい筋トレです)
③運動する事でメンタルにもいい
(人でもそうですが、有酸素運動は抗うつ剤と同等の効果があると言われています)
④立って排泄する為 だそうです!
※これはあくまでも自分の足で歩けている子のリハビリです
痛みがある事で動かなくなり血行がわるくなる事で余計に痛みが増します
当院では筋膜リリースや痛みにアプローチする治療もおこなっておりますので是非ご相談ください。
痛みがあると歩くのも辛いので治療をしながらゆっくりリハビリとして短い距離でもいいのお散歩しましょう
私は、日頃から犬のしつけ的な観点からも、お散歩にいった方がいいですよ!とお話します。
しつけ的なお散歩にいった方がいい理由とは
①社会化(犬、人、物、音、環境などに慣らす)の為
➁発散不足による問題行動を防ぐ為
③飼い主さんと信頼関係を築く為 とお伝えしています。
散歩には、こんなに素晴らしい効果がたくさんあるんです
犬種などにもよりますが一回15分~30分を一日2回行くといいでしょう
忙しく中々散歩に出られない方もいるとは思いますがまずは5分でもいいので一日2回行ってみてください
元気で若い子も今からできる老後対策や様々な効果があるお散歩を飼い主さんと楽しくお散歩に出掛け一緒に健康
になりましょう
(ペットクリニッククローバー) 2024年10月 5日 13:43
山登りでのリスク管理
暑い夏もいよいよ終盤に差し掛かり、だんだん涼しくなってきました
秋も近づくこの時期、紅葉を見に愛犬と登山に行かれる方もいるかもしれません
①目的地のローカルルールを調べておく
②登山客が多すぎず、犬が受け入れやすい環境なのか
③最低限のしつけ
④帰宅前にリードや犬に着いた種子を取り除く
⑤犬の苦手な登山客への配慮
⑥排泄物の処理
など
一人一人の心遣いが重要です!
次に山に潜む危険生物にはノミやダニの他にもマムシやヒルなども潜んでいます
特にヒルはジメジメした場所を好み、足元に潜んでいることが多い生物です
吸血する際に血液が固まりにくくなるヒルジンという液を出すため、貧血状態を引き起こすこともあります
もしもヒルに噛まれてしまったら!
塩や虫よけスプレーをかけて剥したり、食塩等が無い場合はヒルの口元を爪で剥す事も出来ます
しかし爪で剥すときには無理にはがすのではなく口が残らないように注意が必要です
基本的にヒルはお腹がいっぱいになると自然に剝がれていきますが傷口は放置せず、すぐに処置をしましょう
最後に食べると危険な植物についてです
・紫陽花
・チューリップ
・アロエ
など
犬は消化不良やミネラル、ビタミン不足などで草を食べることがあります
また、食物繊維で便秘解消や毛玉を吐くために食べるとも言われています
特に整備されているところは除草剤や駆虫薬などがかかっている場合があるので十分注意が必要です
暑い夏の間なかなか外で遊べなかった分、運動不足改善にワンちゃんと楽しく安全に登山をするのもいいかもしれませんね
(ペットクリニッククローバー) 2024年9月26日 15:43
ハイシニア④
埼玉県八潮市/草加/三郷エリアの動物病院、
ペットクリニッククローバーの永綱です。
今日はオススメのご飯のトッピング、キヌアビスケットを
紹介しようと思います!
当院で販売しているキヌアビスケットを
今年の6月からご飯のトッピングとしてあげるようになりました
ビスケットなので細かく砕きやすく、ご飯と混ざってくれるので
選り好みしにくいです!
またケストースが入っているのでお腹にも優しく
とってもオススメです!
(うちの子は大好きらしくご飯まで完食してくれます)
お試し5本販売もしているのでぜひお買い求め下さい!
(ペットクリニッククローバー) 2024年9月12日 17:50
秋の季節も楽しみましょう
9月に入りまだ暑い日も続きますが季節の変わり目で気温や湿度の変化、乾燥もしはじめますので体調を崩さないように気をつけてくださいね
節気では
9月9日は重陽の節句(菊の節句)であり、
中国で陽数(奇数)のうち最も大きい「9」が重なるため縁起の良い日と考えられています。
●中国では熱を冷ます働きのある菊花茶を飲む風習
●菊酒(日本酒に菊の花を漬け込んだお酒)を酌み交わし厄除けや、健康を祈願する風習
など古くから伝わる伝統行事も様々です。
お散歩で秋の七草を公園などでみて秋を感じたり、
お刺身に飾られていることが多い食用菊ですが、サラダ、おひたし、お吸い物のかざり、菊をモチーフにした和菓子、食事から季節を感じることもできますね
*菊は栄養価も高く、目の充血やかすみ、抗酸化作用もあります
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
わんちゃん、ねこちゃんにも薬膳としておすすめの今月の食材は
梨→皮膚の乾燥、潤い、咳、のどの痛み
栗→胃腸を丈夫にする、足腰強化
エリンギ→身体に必要な潤い
松の実→潤い、空咳、皮膚の乾燥を防ぐ
鶏肉、豚肉→体力回復
サイコロ状にする、細かく刻む、ペーストにするなど年齢、体調に合わせてあげてください
(ペットクリニッククローバー) 2024年9月 3日 10:48
秋の健康診断キャンペーンのお知らせ
今年も秋健診キャンペーンを行います。
10月1日より11月30日までです。
夏の疲れが出る季節です。体調管理の一助となりますように!!
昨年も健診をきっかけに病気が見つかり大変なことになる前に手術を行えた子、進行したホルモンの病気が見つかった子など早期発見が出来ています。
どんぐりコース 身体検査・血液検査
(体重測定、聴診、触診、視診)
(犬:完全血球計算、血液化学検査20項目、電解質
猫:完全血球計算、血液化学検査18項目、電解質)
通常 犬 13000円 キャンペーン価格 8700円(FMチケット使用で更に10%OFF)
猫 12500円 キャンペーン価格 8200円(FMチケット使用で更に10%OFF)
やきいもコース どんぐりコース+尿検査、便検査
(今年より便検査はPCR検査+直接)
通常価格 犬17000円 キャンペーン価格 11500円(FMチケット使用で更に10%OFF)
猫16500円 キャンペーン価格 11000円(FMチケット使用で更に10%OFF)
まつたけコース どんぐりコース+レントゲン+エコー
通常価格 犬30500円 キャンペーン価格 19000円(FMチケット使用で更に10%OFF)
猫30000円 キャンペーン価格 18500円(FMチケット使用で更に10%OFF)
※健診を受けた子達に 「筋膜リリース10分1500円チケット」 「ERDジェルサンプルプレゼント」!!
その他オプション
血圧測定(心臓疾患を疑う子、高齢のねこちゃんにお勧め!) キャンペーン価格 330円
歯科検診(すべての子達にお勧め) キャンペーン価格 2600円
などございます。健診の詳しく内容は病院にお問合せ下さい
(ペットクリニッククローバー) 2024年9月 1日 15:45
夏、暑くて外に出れない時こそ・・・
8月も終わりに近づきましたが、まだまだ残暑が厳しいですね
それに加えて、埼玉では突然のゲリラ豪雨や雷も多く今年の夏はなかなか落ち着かない日が続きましたね・・・
季節の変わり目は人も動物も体調を崩しやすくなりますので、秋に向けてしっかり栄養、睡眠等を摂って元気に残りの夏を乗り切っていきましょう
さて、この夏の暑さ、突然の雨等でよつばようちえんでも日中お散歩に出れない日が多かったです
しかしワンちゃん達にとってはお散歩は一日の中で体を雨動かして発散をしたり、外に出てリフレッシュをしたりするためにとても大切です
そこでようちえんでは夏場外に出られない時でもしっかり生徒さん達に発散をしてもらうために、お友達と遊ぶ時間を長くとったり頭を使うトレーニングを入れる事でその分の発散をしてもらっています。
今回はその中で、皆さんのご自宅でも簡単に出来る物を1つ紹介させてください
その名も『段ボール迷路&宝探し』ゲーム
これはワンちゃんの鼻を使った発散、ノーズワークと言われるものの1つで迷路の中にあるフードをワンちゃん達が鼻を使って探してゲットするゲームですワンちゃんは鼻を使って獲物を探して、見つけて捕まえるという仕事をしていた犬種もいるくらいなので鼻を使う事、フードを探してゲットするという事で充実感、疲労感を得てくれます
ご自宅で用意する場合は、まず適当な大きさの段ボールをいくつか、そこにひくタオルもいっしょに準備します。あとはご褒美になるフード、オヤツがあればOK段ボールにはワンちゃんが通れるサイズの穴を何か所か空けておきます
初めは段ボール1つにタオルとフードを置いて、その中にワンちゃんが入ってフードを見つけてゲットする所から、慣れてきたら段ボールをいくつか組み合わせて迷路のようにしていきますこの中をワンちゃん達は探検しながら鼻を使ってフードを探していくわけですね
今回モデルとして挑戦してくれたようちえん生は
チワワのアルちゃん、マルチーズのポポちゃんです
2人ともこの迷路&宝探しは初体験!上手に見つけられるでしょうか?
まずはトップバッター、アルちゃん
クンクン、ここからいい匂いがする・・・
フードはあるかな~
早速フード発見すごく楽しんでくれていますね
続いてはポポちゃんのチャレンジです
ワタシもいっぱい見つけるぞ~
やる気満々で進んでいきます
美味しかった~フードもゲットして大満足
2人とも初めての挑戦見事大成功でした
段ボールの組み合わせを変えれば迷路の道もまた変わる・・・お家でも低コストで簡単に長く楽しんでもらえる遊びになっています♪
もし今日の運動少し足りていないんじゃ・・・という時には、是非一度愛犬と挑戦してみて下さい
ワンちゃんとのコミュニケーションもとれて一石三鳥ですよ
当院は完全予約制になっております。
診察のご予約はインターネットでのご予約も承っていますので、ホームページをご確認ください。
トリミング、ようちえん、パピーパーティー等のお問い合わせは病院スタッフ、またはお電話にてお願い致します。
ご予約・お問合せは→048-998-5656
(ペットクリニッククローバー) 2024年8月31日 12:47
当院で皮膚科と中医学をなぜ同時に考えるのか?を中医学的観点からせめてみた!!
私は標準治療を基本のベースとしながら、中医学(東洋医学)、腸活(腸内環境を整える)を同時に行うことが多いです。
もしも、西洋医学の標準治療のみの動物病院様で治療をしていた飼い主様がここにいらっしゃると少しだけ困惑してしまうことがあるかもしれませんね
今日は中医学から「脾」をピックアップしてお話をしてみようと思います。
ちょっと難しい内容になりますが、読んでみてください。
皮膚は全身の写し鏡です。そして全身の状態の要は腸です。
中医学では腸の事を「脾」と呼びます。
脾には2つの特性があります。
1脾気が昇(運化)を主(つかさど)ること
2脾は燥を喜び、湿を嫌うことです。
なんのこっちゃ??ですよね。
脾の調子が悪くなると
①運化(食べ物を消化・吸収する働き)が鈍くなります。
脾は運化を主るので、飲食物を消化吸収できなくなります。
西洋医学的にいうと
特に吸収のことになります。運化機能が低下すると、吸収機能が弱まり、栄養素が吸収できず血を作る材料が不足して
血液を作れなくなります。
②気が昇らなくなります。
気とは?気は目に見えない生命を維持するためのエネルギーの事です。
気が昇らないと統血が失調します。
(統血とは?血を漏らさないように血管内に留めておく力)
脾の病変は、気虚が本で、湿困が標です(気虚為本、湿困為標)。
脾は気血を作る源なので、気虚は脾の本質的な病理です。
脾の虚証は気虚で、脾の実証は湿困で、脾虚生湿となります。
虚は気虚で、実は湿困で、脾の病気では気虚と湿困の2方面の証候が出現します。
ここは難しいですね・・・
★主な脾の病気★
1. 脾気虚証
脾気虚とは
食少(食欲低下)・腹脹(お腹がはる)・便溏(泥状便・軟便)と主な症状があります。
その他に
気短、乏力、神疲、脈弱
それ以外に脾気が不足すると、栄養を吸収できなくなる他に、
水湿の運化する働きが低下するため、むくんだりします。
2. 脾不統血証
脾気が虚弱なため、気が血を留めることができず、慢性の出血傾向が見られます。
血尿、血便、吐血、鼻出血、紫斑、月経過多などの慢性出血が見られます。
出血はその他。損傷や血熱、血瘀で見られます。
脾不統血の出血は慢性で繰り返すのが特徴です。
3. 寒湿困脾証
外界の湿邪(梅雨時期など)が多すぎること、または生ものや冷たいものなどを食べすぎたり(夏)することによって、
脾の運化に影響して生じる証侯です。
湿邪の特徴である、重もだるい・濁・みぞおちが悶々とするなどが見られます。
また、脾の症状として、納保(食べさせれば少しは食べられるが、食べなくてもいい。お腹が減らない)・腹脹・隠痛・便溏があります。
・脾虚湿困と寒湿困脾の違い
脾虚湿困はもともと脾虚があって、
徐々に体が重い、白色帯下があるなどの湿の症状が出現してくるものです。
寒湿困脾は湿困脾陽とも言われますが、
湿が最初にあって、脾の機能が低下してくるものです。
・脾陽虚と寒湿困脾
脾陽虚では陽気不足のため、水湿の運化ができず、寒湿が内停します。
寒湿困脾では寒湿が内盛するため、脾陽が損傷されます。
特に脾は三つの点を重視しします。
①脾は元気の源であること。
②脾は昇降(気の流れをコントロール)の中枢であること。
③脾と湿の関係(脾は湿を嫌います。)
治療では、益気、昇陽、除湿 のを重視していきます。
皮膚がベタベタしているのか?(湿が溜まっていないか?)
それとも皮膚が乾燥しているのか?(血液が少ないのか?)
食事内容はどうなっているのか?便の回数は多いか?少ないか?
便の状態は?
ストレスはないのか?
腸が元気なのか?元気そうに見えるが隠れている状態があるか?を問診をしながら探っていっています。
なので、皮膚科診療はとても時間がかかります。
表面だけではないのです。
皮膚の症状でお困りのことがありましたら、様々なご提案ができると思いますので是非当院にご相談ください。
(ペットクリニッククローバー) 2024年8月18日 22:41
夏に気を付けたいこと
埼玉県八潮市・草加市・三郷市エリアの動物病院ペットクリニッククローバーの米澤です。
毎日暑い日が続いていますね
先日小1の息子と伊豆の海でシュノーケリングをしてきました!海がきれいで魚が沢山見られました(^^)
海にプールに夏を満喫しています!
今日はわんちゃん・猫ちゃんの夏に気を付けたいことをお話ししたいと思います。
①熱中症
最近は体温を超える気温になることもしばしば・・・
皆さんそれぞれ対策して頂いている事と思いますが、5月頃~10月頃までは油断できません。
今年は、隠れ熱中症の子が多いように感じます。
なんとなく元気がない、食欲もないわけじゃないけどいつもより食べが悪い、便がゆるいなど・・・
人が涼しいと感じる気温でも、特にわんちゃんにとっては暑いという事もあります。
わんちゃんの適温は18~26℃、ねこちゃんは26~28℃が良いです。
湿度は60%以下にしてあげましょう。
(詳しくは当院で発行しているクローバー新聞で取り上げています。ご希望の方はスタッフまで)
②寄生虫予防
今年は診察でノミを付けて来てしまった子を多く見かけました。
外へ行かないねこちゃんにもノミがいて、ノミは身近に潜んでいる事が分かりました。
ノミは気温・湿度が高くなる7~9月に最も活動が活発になります。
マダニも心配です。
フィラリア・ノミ・マダニをまとめて予防・駆除できるお薬がおススメです!
③体重管理
この暑さで、お散歩へ行くのも難しいですよね。
診察に来るわんちゃんたちも、この夏は体重が増え気味傾向です。
摂取カロリーより消費カロリーが減ってしまうので、どうしても増えてしまいます。
肥満になると、体の熱を逃がしにくくなってしまうので、熱中症にもなりやすいです。
この時期は少しごはんやおやつの量を見直して、体重管理にも気をつけましょう。
④雷・花火
最近は毎日のように雷雨があったり、花火大会が開催されていて、音が苦手な子も多いと思います。
診察でも、雷の音がストレスで下痢をしたり、血尿が出てしまう子がいらっしゃいました。
対処法としては、飼い主さん自身が穏やかにいつも通り過ごす事、
お部屋のカーテンを閉めて楽しい音楽やTVのボリュームを少し上げてみるなどの環境改善、
サプリメントや漢方を使う方法もあります。
心配な方は是非一度ご相談ください
診察はご予約制となっております。
ペットクリニッククローバー
048-998-5656
(ペットクリニッククローバー) 2024年8月 7日 15:37
7月のパピーパーティーの様子
埼玉県八潮市/草加エ/三郷エリアの動物病院、ペットクリニッククローバー、よつば犬のようちえんの石﨑です。
毎日暑い日が続いていますね
皆様いかがお過ごしでしょうか?熱中症にならないよう水分補給をしっかりとって暑さ対策しっかり行って、今年の夏も乗り越えましょう!
先日行われた7月のパピーパーティーの様子をご紹介いたします
今回ご参加いただいたのは2組様で
フレンチブルドッグのテツ君 4ケ月の男の子
イタリアングレイハウンドのアオちゃん 4ケ月の女の子 です
環境の社会化では前のめりになりながらも二匹ともおやつを食べていました
物の社会化・足裏の社会化ではすのこの上を歩くのが、二匹共苦手でしたが頑張って近づいていました
人の社会化では怖がらず変装したスタッフからおやつを貰い食べていましたよ
オイデのラリーではお父さんとお母さんに呼ばれたらすぐに目の前まで走って行けていました!!えらいです
犬同士の遊びでは少しアオちゃんがテツ君のパワフルさにビックリしていましたが、サークル越しに少し挨拶する事ができました
おまけの一枚はテツ君が興奮気味になると飼い主さんに甘えながら手をチュッチュッしている癖があるそうで、パピーパーティー中にも見せてくれました
ご参加くださりありがとうございました
よつば犬のようちえんでは月に1回パピーパーティーを開催しております。
次回は 8月24日(土) 14:30~1時間程度予定しております。
参加条件:6ヶ月未満の子犬(ワクチン接種2回済みの子)
料金:1500円(当院、患者様は500円OFFいたします)
※完全予約制になっております。事前にご予約お願い致します。
お問合せ0489985656まで
是非この機会にご参加くださいませ
(ペットクリニッククローバー) 2024年8月 1日 14:02
100件以降の記事はアーカイブからご覧いただけます。